聖なるアクティビズム
大量消費社会に別れを告げ、自然なリズムに則したより優しい持続可能な文明が産み出されるためには、内側と外側両方での大きな変化・変容が求められていると思います。そして、内側と外側での取り組みが交わり合い協力し合うことが必要不可欠です。
イギリスの著述家のアンドリュー・ハーヴェイはその混ざり合う力を「聖なるアクティビズム」と定義しています。
”オーセンティックな政治的・社会的意識が欠けている個人的で自己に没頭したスピリチュアリティは、歴史上の自殺行為的狂信を止めるのに少しの効力しか発揮しません。
一方で、深遠な霊的・心理的なセルフアウェアネスで清められておらず、聖なる真実、叡智、コンパッションに根ざしていないアクティビズムは、解決しようとしている問題を永続させるだけなのです。その意図がいかに公正なものであっても。
しかし、最も深く、大地に根ざしている霊的なビジョンが、既存の政治的、経済的、社会的構造を全て変容させようとする実践的で、実利的な運動と交わったときに、聖なる力〜アクションに宿る叡智と愛のパワー〜が生まれるのです。”
Office Seiji Ohno は聖なるアクティビズムを志向しています。